4位:エデルソン・モラレス(マンチェスター・シティ/ブラジル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年8月17日
市場価値:4500万ユーロ(約54億円)
21/22リーグ戦成績:37試合26失点(無失点20試合)
17歳でベンフィカの下部組織に加入したエデルソンだったが、その1年半後に一度クラブを退団。リベイロン1968とリオ・アヴェFCを経て、2015年夏にベンフィカに復帰した。在籍1年目は元ブラジル代表のジュリオ・セザールの控えに回ることが多かったが、在籍2年目にはレギュラーの座を奪い、公式戦40試合で27失点24回のクリーンシートという好成績を残した。
2017年夏に加入したマンチェスター・シティでも加入後すぐにポジションを確保。ペップ・グアルディオラ監督の目指すポゼッションサッカーを成立させるためには、足元のスキルを兼ね備えるエデルソンの存在は必要不可欠であった。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝敗退という残念な結果に終わったが、リーグ戦では37試合でクリーンシート20回を記録し、ゴールデングローブ賞を受賞した。
市場価値はシティ加入後、右肩上がりで、4冠を達成した18/19シーズン終了後に自己最高額となる7000万ユーロ(約84億円)を記録した。現在は4500万ユーロ(約54億円)にまで下がっているが、今年11月に控えるFIFAカタールワールドカップやクラブでの活躍次第では、トップ3入りも考えられるだろう。