5位:ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/スロベニア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年1月7日
市場価値:4500万ユーロ(約54億円)
21/22リーグ戦成績:38試合43失点(無失点12試合)
母国スロベニアのオリンピア・リュブリャナでプロデビューを飾り、2010年1月にポルトガルの名門ベンフィカへ。加入後すぐに3部リーグのベイラ・マルに期限付き移籍で渡り、その後も期限付き移籍を繰り返すようになり、3年間で4つのクラブでプレーした。2013年夏にベンフィカの正GKとしてプレーしたが、その翌年にアトレティコ・マドリードに加入。移籍金1600万ユーロ(約19億円)は当時のラ・リーガGK史上最も高額な金額となっている。
加入初年度はミゲル・アンヘル・モジャの控えに回ることが多かったが、15/16シーズンからは定位置を確保し、同年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出の立役者となった。それ以降もチームのタイトル獲得に大きく貢献し、リーグ戦1試合あたりの平均失点数が最も少ないGKに授与されるサモラ賞をこれまでに最多受賞となる5度受賞している。
アトレティコ加入後、自らの市場価値を着実に上げていき、2019年夏には自身最高額となる1億ユーロ(約120億円)を記録した。しかしその後は徐々に下がっていき、21/22シーズン終了後はその半分以下となる4500万ユーロ(約54億円)にまで落ち込んでしまっている。