8位:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/ドイツ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年4月30日
市場価値:3000万ユーロ(約36億円)
21/22リーグ戦成績:35試合34失点(無失点11試合)
4歳から18歳までをボルシア・メンヒェングラードバッハの育成組織で過ごし、19歳の時にトップデビューを飾った。チームは一時最下位に低迷していたものの、同選手の活躍も影響し、チームは残留することに成功した。それまで正GKを務めていたローン・バイリーの退団により、11/12シーズンからはスタメンに定着。リーグ戦では34試合で15回のクリーンシートを記録し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。
2014年に加入したバルセロナではカップ戦要員として最初の2シーズンを過ごしたが、安定したパフォーマンスでCLやコパ・デル・レイ(国王杯)優勝の立役者となった。しかし、直近数シーズンは安易なミスから失点を許すシーンが目立つように。昨季は最終ラインが不安定だったことも影響し、在籍8年目にして自己ワーストとなる公式戦54失点を喫した。
市場価値は2019年6月に自己最高額となる9000万ユーロ(約108億円)に到達したが、個人、チームの不安定なパフォーマンスを理由に、その後は下がり続ける一方。2022年6月時点でテア・シュテーゲンの価値は、最高額時のの3分の1となる3000万ユーロ(約36億円)にまで落ち込んでいる。