9位:アーロン・ラムズデール(アーセナル/イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年5月14日
市場価値:2800万ユーロ(約34億円)
21/22リーグ戦成績:34試合39失点(無失点12試合)
2017年1月に加入したAFCボーンマスでは、4部リーグのクラブに2度期限付き移籍で渡った。2020年8月にはユース時代を過ごしたシェフィールド・ユナイテッドに復帰。加入後すぐにレギュラーの座を確保し、リーグ戦全試合にフル出場を果たした。チームは結果として2部に降格することになったものの、同シーズンに見せた活躍が認められ、2021年夏にアーセナルへと完全移籍した。
アーセナルはリーグ戦開幕後の3試合で連敗を喫していたが、続く第4節でミケル・アルテタ監督はラムズデールを抜擢。見事無失点に抑え、初白星獲得に大きく貢献した。23歳ながら、その後も安定したパフォーマンスを見せた。同年10月に行われたレスター・シティ戦で見せた驚異的なセービングは、シーズン最優秀セーブ賞候補にも選出された。ラムズデール自身はプレミアリーグ年間最優秀若手賞候補にも選出されている。
シェフィールド時代には1200万ユーロ(約14億円)だった市場価値が、アーセナル加入時の2021年夏には2000万ユーロ(約24億円)にまで上昇。21/22シーズンに見せた活躍が評価され、現在は2800万ユーロ(約34億円)となっている。まだまだ若いということもあり、今後どこまで自らの価値を伸ばしていくのかに期待したい。