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日本代表 2年前

クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【FW編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

上田綺世


【写真:Getty Images】



所属クラブ:セルクル・ブルッヘ(ベルギー1部)
リーグ戦成績:5試合出場(389分)/0得点0アシスト

 今夏、鹿島アントラーズからの完全移籍でセルクル・ブルッヘに加入。Jリーグ得点ランキングのトップにいたストライカーが、満を持して欧州初参戦を果たした。しかし、スタートは完璧から程遠い。

 上田はリーグ開幕戦のウェステルロー戦で先発起用されたものの、ポジションはなんとトップ下。全く持ち味を発揮できず無得点に終わり、チームも昇格組に0-1で敗れた。その後はストライカーのポジションで先発起用されてもいるが、第5節終了時点でノーゴール。セルクル・ブルッヘは第2節のアンデルレヒト戦で金星をつかんだ後は、1つも勝てていない。

 ゴール前での動き出しを武器にするスタイルなのもあり、味方にプレーを理解してもらう時間が必要なのは理解できる。ベルギーリーグの環境や戦い方にアジャストしていかなければならないだろう。それでも第5節のゲンク戦のようにフル出場しながらシュート0本では寂しい。日本代表でのさらなる飛躍が期待されるストライカーは、初挑戦の欧州で壁にぶち当たっている。

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