鎌田大地
【写真:Getty Images】
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)
リーグ戦成績:2試合出場(107分)/2得点0アシスト
昨季はフランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に大きく貢献し、この夏はプレミアリーグのクラブへの移籍も噂されていた。現段階ではフランクフルトに残留し、ドイツでシーズン開幕を迎えている。
チームはMFフィリップ・コスティッチのユベントス移籍によって転換期を迎え、鎌田の役割も変化している様子だ。リーグ開幕戦こそ出番がなかったものの、第2節のヘルタ・ベルリン戦で今季初ゴールを挙げる。さらに第3節のケルン戦では途中出場から直接フリーキックを決めて見せた。昨季のリーグ戦初ゴールは第11節だったことを考えれば、素晴らしいスタートと言えるだろう。
攻守の要だった選手が去ったことで、オリバー・グラスナー監督も新チームの戦い方を定めきれていない。だが、システムも戦術も流動的な中で、鎌田は早くもゴール量産の匂いを漂わせる。ゴール前でより決定的な存在となれれば、成長曲線はグンと右上がりになっていくに違いない。