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Jリーグ 2年前

Jリーグ最強のパサーは誰だ!? アシスト量産の司令塔5選。優れた戦術眼とテクニックを兼ね備えるチャンスメイカーたち

シリーズ:Jリーグ能力別最強の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年4月26日(26歳)
2022リーグ戦成績:23試合7得点8アシスト
チャンスクリエイト数:54回

 司令塔よりストライカーが鈴木優磨には似合うが、パスの出し手としても優れた能力を見せている。それは数字にも表れており、鹿島アントラーズに復帰した今季は、アシスト数が得点数を上回っている。チャンスクリエイト数もリーグ4位の54回で、決定機創出能力の高さを物語っている。

 ポジションは2トップの一角だが、鈴木のプレーエリアは広い。縦パスを受けるために中盤に降りることもあれば、サイドに開いてカウンターの起点になることもある。やんちゃに見える外見とは裏腹に、チームファーストのプレーを貫いている。同僚への厳しい要求も、鹿島を勝たせたいという背番号40の矜持を受け継いでいるからこそのものだ。

 空中戦やポストプレーでは強さを見せ、溜めを作って味方へパスを供給する。ヘディング、ミドル、ワンタッチとフィニッシュパターンも豊富だ。サッカーIQの高さは自他ともに認めるところで、完成された現代型FWと言えるだろう。

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