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【写真:Getty Images】
一度目は見事成功、だが二度目は…
ポルトガル2部リーグで生まれた、あまりにも奇妙なPKテクニックが各国メディアで話題となっている。前代未聞の光景を生んだPKとはどのようなものだろうか。
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予想外の注目を集めることになった試合は、現地時間21日に行われたポルトガル2部リーグ第3節のフェイレンセ対レイションイス戦。試合はアウェイのレイションイスが前半にリードしたが、65分にフェイレンセが追いついて1-1のドローに終わった。
その同点ゴールとなったのが、24歳のギニアビサウ人FWジャルデウ・シルバが決めたPK。ペナルティースポットに立ったジャルデウは、右足を振りかぶった状態で約7秒間にわたって完全に“静止”。GKとしてはいつボールが出てくるのか分からない状態であり、駆け引きを制したジャルデウは見事にゴール右隅へのシュートを突き刺した。
だが、奇策が通用するのは一度だけだった。後半アディショナルタイムに再びPKのチャンスを迎えると、ジャルデウは同じやり方でゴール右下隅を狙う。今度はGKが落ち着いて対応し、コースも甘くなってしまったシュートをストップして逆転決勝ゴールを阻む結末となった。