MF:稲垣祥(名古屋グランパス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年12月25日(30歳)
2022リーグ戦成績:24試合1得点0アシスト
デュエル勝利数:81回
Jリーグ屈指のボールハンターといえば、稲垣祥の名前を挙げる人は多いだろう。豊富な運動量でピッチを駆け回り、ボールを奪いきって攻撃の起点となる。攻撃面での貢献度も高く、思い切りのよいミドルシュートでゴールネットを揺らしたのは1度や2度ではない。
FC東京U-15むさし出身の稲垣は、帝京高校、日本体育大学を経てJリーグの門をたたいた。ヴァンフォーレ甲府、サンフレッチェ広島で3シーズンずつプレーし、2020年に名古屋グランパスに移籍。在籍3年目の今季はキャプテンを務めている。
昨年3月には29歳にして日本代表デビューを飾り、YBCルヴァンカップ決勝ではゴールを決めて同大会MVPに輝いた。シーズン終了後にはJリーグベストイレブンに名を連ね、文字通り飛躍のシーズンとなった。30歳となって迎えた今季はチームが不調に陥っているが、稲垣のパフォーマンスは決して落ちていない。ダブルボランチの一角だけでなく、インサイドハーフでプレーした際も、持ち前の球際の強さは目立っている。
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