MF:高嶺朋樹(北海道コンサドーレ札幌)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年12月29日(24歳)
2022リーグ戦成績:19試合1得点2アシスト
デュエル勝利数:62回
どこにいても“らしさ”を発揮できるのが高嶺朋樹の強みだ。1年目からリーグ戦30試合に出場し、2年目の昨季は全試合出場を達成。主力としての自覚も芽生えた今季は5月に太ももの肉離れで離脱したが、出場した19試合すべてが先発という事実が、チームにおける高嶺の重要度を表している。
積極的な寄せでボールホルダーの自由を奪うプレーが持ち味だ。1人で奪いきれるパワフルな守備力を持ち、デュエル勝利数はリーグ9位タイとなる62回を記録。激しいディフェンスとは対照的に、イエローカードはわずか2枚で、1試合平均のファウル数は1.4回と少ない。
福森晃斗や菅大輝の存在に隠れがちだが、局面を打開できる素晴らしい左足のキックを持っている。最終ラインでプレーできるのも魅力的で、今や北海道コンサドーレ札幌の中心的存在と言っても過言ではない。札幌で生まれ育ったポリバレントなMFは、大学の同期・三笘薫のように日本代表でも活躍できるだけの潜在能力を持っている。