2位:モハメド・サラー(リバプール/エジプト代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年6月15日
市場価値:9000万ユーロ(約108億円)
21/22リーグ戦成績:35試合23得点14アシスト
初のビッグクラブ挑戦となったチェルシーでは、全くと言っていいほど活躍できなかった。それでも2014/15シーズン途中に加入したフィオレンティーナでは後半戦の救世主に。その後移籍したローマでも2シーズン連続でセリエA二桁得点を記録するなど活躍し、イタリアの地で評価を高めることに成功している。
2017年に移籍したリバプールでの活躍は、サッカー界において永遠に語り継がれるだろう。1年目からプレミアリーグ得点王に輝くなど瞬く間にエースとなり、その後タイトルから遠ざかっていたクラブにチャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグのトロフィーをもたらした。昨季はリーグ戦23得点をマークし得点王を獲得。これでリバプール加入後、3回目の栄冠となった。
最高1億5000万ユーロ(約180億円)あった市場価値は、現在9000万ユーロ(約108億円)までダウン。この原因はリバプールへの貢献度などではなく、「新型コロナウイルスのパンデミックにより、30歳に近づく高額な選手に1億ユーロ(約120億円)以上の移籍金が支払われる可能性は減っている」と英国エリアマネージャーのダニエル・ブッシュ氏が解説する通り、年齢による部分が大きい。