6位:ラファエル・レオン(ミラン/ポルトガル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年6月10日
市場価値:7000万ユーロ(約84億円)
21/22リーグ戦成績:34試合11得点10アシスト
プロデビューの地であるスポルティングCPでは活躍できなかったが、2018年にフリーで加入したリールでは確かな存在感を発揮。その姿が若手選手の補強に積極的だったミランの目に留まり、2019年夏に名門クラブの一員となっている。
ミランでの最初の2年間は、決して悪くはないが、それほどのインパクトもない、というのが正直なところだった。しかし、在籍3年目となった昨季は覚醒。ドリブルのキレはもちろんのこと、何よりゴール前での精度が大幅に上がり、セリエAだけで2桁得点&アシストを達成。ミランに11年ぶりとなるスクデットをもたらし、個人ではセリエA最優秀選手賞に輝くなど、大きな自信を得るようなシーズンとなっていた。
そんなミランでの爆発もあり、市場価値は急上昇。昨季開幕前の時点では2500万ユーロ(約30億円)の評価額だったが、そこから約1年が経った現在は180%アップの7000万ユーロ(約84億円)となっている。今の勢いであれば、100億円超えも夢ではないだろう。