9位:ラヒーム・スターリング(チェルシー/イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年12月8日
市場価値:7000万ユーロ(約84億円)
21/22リーグ戦成績:30試合13得点6アシスト(マンチェスター・シティ)
下部組織時代から過ごすリバプールで頭角を現し、2014年にはヨーロッパでプレーする最も活躍した21歳以下の選手に贈られる「ゴールデンボーイ賞」を受賞した。その翌年にマンチェスター・シティに移籍すると、ジョゼップ・グアルディオラ監督の指導もあり覚醒。とくに得点力に磨きがかかり、2019/20シーズンにはプレミアリーグで20得点の大台に乗せていた。
しかし、2020/21シーズンよりパフォーマンスレベルが低下。終盤戦はベンチを温めることも多かった。昨季も絶対的な存在とは言い難く、プレミアリーグでの総プレータイムは2127分に。これはシティ加入後、1年目を除いてワーストの成績だった。そして今夏、7年に渡るシティでの冒険を終え、チェルシーへと旅立っている。
シティ加入後の市場価値の伸びは凄まじく、ノリに乗っていた2019/20シーズン途中には驚異の1億6000万ユーロ(約192億円)が記録されていた。しかし、それ以降は下落が止まらず、現在は7000万ユーロ(約84億円)に落ち着いている。再びかつての輝きを取り戻すことはあるのだろうか。