2位:フィルジル・ファン・ダイク(背番号4/オランダ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月8日
年俸:1144万ポンド(約18.3億円)
21/22リーグ戦成績:34試合4得点4アシスト
リバプールが設定するハイラインの戦術が成立しているのはフィルジル・ファン・ダイクのお陰だ。プレミアリーグトップクラスの空中戦の強さを誇る大柄な肉体の持ち主でありながら、相手FWに走り勝つスピードと強靭なフィジカル能力を兼ね備える非の打ち所がない完成されたCBだ。
右膝の前十字靭帯断裂から復帰した昨季は公式戦51試合に出場するなど完全復活を印象付けるシーズンとなった。ファン・ダイクの無類の空中戦の強さと、トレント・アレクサンダー=アーノルドのキック精度の高さが相まって、セットプレーはリバプールの重要な攻撃の形となっている。
そんなファン・ダイクの年俸はチーム2位の1144万ポンド(約18.3億円)と伝えられている。世界最高のCBの年俸としては安価であり、チェルシーとリバプールの合算のランキングとなればファン・ダイクが5位となることからも、レッズ(リバプールの愛称)がチームとして年俸を抑えることができていることがわかるだろう。