3位:チアゴ・アルカンタラ(背番号6/スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年4月11日
年俸:1040万ポンド(約16.6億円)
21/22リーグ戦成績:25試合1得点4アシスト
近年のリバプールは既に完成されている選手よりも、今夏のダルウィン・ヌニェスやファビオ・カルバーリョ、昨夏のイブラヒマ・コナテなど「伸びしろ」のある選手を好んで獲得する傾向にある。その例外が20年夏のチアゴ・アルカンタラ獲得だった。
パス捌きの上手さや中盤でタメを作れる動きのレベルの高さは圧巻であり、昨季はプレミアリーグで先発した17試合で15勝2分とチームに欠かせない存在になりつつある。しかし、バルセロナとバイエルン時代から負傷癖があり、稼働率の低さがチアゴの課題だ。
そんなチアゴの年俸は1040万ポンド(約16.6億円)と伝えられている。一見、この年俸は高額に受け取られるかもしれないが、ラ・リーガ優勝4回、ブンデスリーガ優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝2回を経験している選手としては比較的安価であり、チームとして年俸を抑えることができているリバプールだからこそ設定できる金額と言える。