6位:ケパ・アリサバラガ(背番号1/スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年10月3日
年俸:780万ポンド(約12.5億円)
21/22リーグ戦成績:4試合2失点
ケパ・アリサバラガは18年夏に7200万ポンド(約115億円)の移籍金でチェルシーに引き抜かれた。GKから繋ぎの意識が高いマウリツィオ・サッリのチームでは、足下の技術の高さやミドルレンジのパスの精度の高さもあって活躍できていたが、2019/20シーズンに就任したフランク・ランパード監督の下では絶不調に。ウィリー・カバジェロにポジションを譲った期間もあった。
こうした事態を受け、チェルシーは20年夏にエドゥアール・メンディを補強。それに伴いケパは2番手へと降格している。とりわけエリア外からのシュートに対するポジショニングが悪く、2019/20シーズンは何度も同様のケースから失点を重ねた。現在はイップス気味だった一時の不調を脱却しているが、かつての評価は取り戻せていない。
そんなケパの年俸は780万ポンド(約12.5億円)と伝えられている。正GKのメンディの年俸が225万ポンド(約3.6億円)とかなり低額なことを踏まえると、ケパの高額な年俸がより顕著になってしまう。この高年俸が移籍のネックとされており、なかなか買い手やローン移籍先が見つからないのが現状だ。ケパとチェルシーの契約は2025年夏まで残されている。