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Jリーグ 2年前

ラストスパートをかけるのは? Jリーグ、夏の戦力アップ度ランキング。補強を総チェック! パワーアップに成功したのは…【前編/1~9位】

シリーズ:Jリーグ補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

7位:サガン鳥栖


リーグ戦順位:9位
戦力アップ度:C
主な新加入選手:パク・ゴヌ、手塚康平、長沼洋一

 復帰組を含めて開幕までに21人が新たに加わったサガン鳥栖は、下馬評を覆す快進撃を見せた。川井健太新監督の下で強度の高いサッカーを貫き、一時は5位につけている。とりわけ、豊富な運動量でチームを支える中盤の面々と、エドゥアルドの移籍という緊急事態を救った最終ラインの奮闘は大きかった。

 夏場も選手の移籍は避けられず、飯野七聖がヴィッセル神戸に移籍している。ただ、長沼洋一を完全移籍で獲得しており、3試合連続先発で1得点1アシストと結果を残している。7月25日に加入が発表された手塚康平も14日の名古屋グランパス戦でデビューを飾っている。大幅な戦力アップとはいえないが、抜けた穴はしっかり埋めることができた。

 攻撃陣は6得点の垣田裕暉、4得点の宮代大聖、そして日本代表にも選出された岩崎悠斗ら現有戦力に期待することになる。攻撃の起点になれる手塚の加入により起きる化学反応が補強の成果として評価できるはずだ。

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