DF:ウィリアム・サリバ(背番号12/フランス代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年3月24日
前所属:サンテティエンヌ(フランス)
移籍金:2700万ユーロ(約32.4億円)
21/22リーグ戦成績:36試合0得点0アシスト(マルセイユ)
アーセナル加入が決定してから3年、ウィリアム・サリバがようやくアーセナルの戦力となる時がきた。2019/20シーズンは加入元のサンテティエンヌ、2020/21シーズンはニース、2021/22シーズンはマルセイユへとローン移籍して経験を積んだ。
サリバは出足の鋭い前に出る守備が強く、ハードなタックルでボールを刈り取ることも得意だ。一方でクロスに対してややボールウォッチャーになる癖があるなど改善点もいくつかあるが、それらが改善されればワールドクラスのDFへと成長するポテンシャルの持ち主である。
ミケル・アルテタ監督のチームにおいては全選手のコンディションが問題ない場合、CBにはベン・ホワイトとガブリエウ・マガリャンイスのコンビがファーストチョイスになるだろうが、今季の開幕時点では右SBの冨安健洋が戦列を離れており、サリバがCBを務めてホワイトが右SBへとスライドしている。現時点ではこの形が上手くいっており、日本代表DFにとっては強力なライバルが現れた形だ。