MF:稲本潤一
【写真:Getty Images】
生年月日:1979年9月18日
移籍先:レンヌ→川崎フロンターレ
移籍日:2010年1月11日
南アフリカW杯メンバー:選出
日本サッカー界のレジェンド、稲本潤一もワールドカップ半年前に移籍を決断した選手の1人だ。2010年1月、稲本は約1年半過ごしたフランスのレンヌを離れ川崎フロンターレに加入し、日本復帰を果たしている。それを受け、同月25日から行われた日本代表合宿に追加という形で招集されていた。
稲本は2010年2月に行われた東アジア選手権にも日本代表として出場。レンヌでは出場機会の確保に苦労していたが、川崎FではJ1リーグ開幕から8試合連続でスタメン出場を果たすなど、中盤には欠かせない存在となっていた。そして5月、稲本は岡田武史監督率いる南アフリカW杯の日本代表メンバーに選出。これで3大会連続の大舞台出場ということになった。
本大会では初戦のカメルーン代表戦と第3戦のデンマーク代表戦に途中出場。自身が大活躍した日韓大会以来となるベスト16入りをベテランとしてサポートした。ちなみにこの南アフリカW杯を最後に、稲本は日本代表の座から遠ざかっている。