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日本代表 2年前

危険すぎる賭け!? W杯半年前に移籍したサッカー日本代表10人。本田圭佑に長友佑都…天国から地獄を味わったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:齋藤学


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年4月4日
移籍先:横浜F・マリノス→川崎フロンターレ
移籍日:2018年1月12日
ロシアW杯メンバー:落選

 横浜F・マリノスの下部組織出身で、2009年にトップチーム昇格。当初はなかなか出番が訪れなかったが、愛媛FCへのレンタル移籍から復帰した2012シーズンより主力となり、切れ味鋭いドリブルを武器に持つことから「ハマのメッシ」とも称されるようになった。そして2014年には、ブラジルワールドカップに臨む日本代表メンバーにも選出されている。

 2017シーズンは、前年まで中村俊輔が背負っていた10番を継承。さらにキャプテンも任され、クラブでの存在感はより増すことになった。しかし、同シーズン終了後に川崎フロンターレへ電撃移籍。契約満了に伴い移籍金が発生しなかったこと、同じ県のライバルである川崎Fが移籍先だということもあり、古巣サポーターから批判を浴びる中での新天地挑戦となった。

 しかし、より厳しい環境に身を置くことで更なる成長を遂げ、ロシアワールドカップ行きの可能性を少しでも残したかったが、結果としてこの移籍は失敗。前年に負った右膝前十字靭帯損傷の大怪我の影響でスタートに出遅れると、復帰後もなかなか出番に恵まれず。ロシアW杯メンバー発表の時点でリーグ戦出場はわずか6試合で、得点もアシストも0。当然、大舞台への切符は掴めなかった。

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