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カタールワールドカップ開幕まで半年を切った中、南野拓実や久保建英、吉田麻也など多くの日本人選手が新天地を求めた。当然新クラブでの成功は保証されておらず、不調に陥ればW杯にも影響してくるが、過去にW杯直前に移籍した選手たちは、結果どのような道のりを歩んだのか。今回は、W杯開幕半年前に移籍を決断したサッカー日本代表の選手を10人紹介する。
MF:井手口陽介
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月23日
移籍先:ガンバ大阪→リーズ、リーズ→クルトゥラル・レオネサ
移籍日:2018年1月9日(ガンバ大阪→リーズ)、2018年1月10日(リーズ→クルトゥラル・レオネサ)
ロシアW杯メンバー:落選
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2014年にガンバ大阪のトップチーム昇格を果たした井手口陽介は、そこから驚異的な速さで成長を遂げ、Jリーグ屈指のMFとなった。2017年には日本代表デビューも果たし、同年のロシアワールドカップ・アジア最終予選にも出場。オーストラリア代表戦では見事なシュートを沈めて2-0勝利に導き、6大会連続6回目のW杯出場に貢献するなど、本大会メンバー入りが有力視されていた。
しかし、ロシアW杯開幕まで半年と迫った2018年1月の移籍が失敗だった。リーズ・ユナイテッドへ完全移籍で渡るもイギリスの労働ビザ発行基準を満たしていなかったため、スペインのクルトゥラル・レオネサにレンタル移籍すると、同クラブではほぼ出場機会が与えられず。結局、加入から約半年でリーグ戦出場は5試合、わずか107分間に留まってしまった。
その影響で日本代表から遠ざかることになり、有力視されていたロシアW杯メンバーからも落選。バックアップメンバーには名を連ねていたものの、レンタル元であるリーズの練習に参加するため、チームがロシア入りする前に自身は離脱している。