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【写真:Getty Images】
キエッリーニがアメリカでも…
MLS(メジャーリーグ・サッカー)、レアル・ソルトレイク対ロサンゼルスFCが現地時間6日に行われ、1-4でロサンゼルスFCが勝利している。この試合では、元イタリア代表DFがとんでもない反則を犯し、大きな話題を呼んでいる。
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問題のシーンは、ロサンゼルスFCの3-1リードで迎えた69分に起きた。
レアル・ソルトレイク陣内深くから長いボールが蹴り込まれると、DFジョルジョ・キエッリーニの前でバウンド。このボールを処理しようとジャンプしたキエッリーニだったが、届かないと判断したのか、なんと両手でボールを叩き落としたのである。すぐさま主審にイエローカードを提示されたが、ボールが抜けていれば相手の大きなチャンスになっていた可能性もあるため、一発レッドカードでも不思議ではない行為だった。
こうしたキエッリーニの奇想天外な行動は過去にもあった。
2014/15シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのモナコ戦では、自身のスリップでボールが奪われそうになった瞬間、咄嗟に左腕を伸ばし地面を転がるボールをかき出している。この時もカードの色は黄色だった。
さらに昨年のEURO2020(欧州選手権)決勝、イングランド代表戦ではブカヨ・サカに交わされそうになると、同選手の襟を掴んで思いっきり引き倒している。この時もイエローカードで済んでいたが、「暴力行為」や「汚いファウル」など多くの批判を浴びていた。
ピンチと見るやどんな形であれ止めようと動くキエッリーニ。まさに名DFである…。