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無駄遣いは? ミランの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。名門復活の主役と、置いてけぼりの男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

C評価(ある程度の結果を残した補強)


【写真:Getty Images】


MF:ハカン・チャルハノール(トルコ代表)
生年月日:1994年2月8日
加入年:2017年夏
移籍金:2330万ユーロ(約31億円)
通算成績:135試合22得点34アシスト

 2017年夏に加入したテクニシャン。しばらくセリエA適応に苦しむが、次第に存在感を強めた。クラブとの契約延長を断り続けて2021年に契約満了。インテルを新天地に選んだことは、ファンの怒りを買っている。

DF:ディオゴ・ダロト(ポルトガル)
生年月日:1999年3月18日
加入年:2020年夏
移籍金:レンタル
通算成績:21試合1得点1アシスト

 2020年夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで加入。大きなインパクトはなかったが、左右のサイドバックをこなせる利便性があり、公式戦33試合に出た。1年でレンタル終了だったが、ミランが再獲得に動いたことが評価の表れ。

GK:アントニオ・ドンナルンマ(イタリア)
生年月日:1990年7月7日
加入年:2017年夏
移籍金:98万ユーロ(約1.3億円)
通算成績:なし

 ジャンルイジ・ドンナルンマの兄で、自身もミラン下部組織育ち。守護神に育った弟が契約延長の際の条件として復帰を望んだとも言われている。セリエA出場はないまま2021年に放出。

GK:ホセ・マヌエル・レイナ(スペイン)
生年月日:1982年8月31日
加入年:2018年夏
移籍金:フリー
通算成績:5試合6失点

 2018年夏にラツィオとの契約満了に伴いフリーで加入。経験値のあるベテランとして若き守護神ジャンルイジ・ドンナルンマを支えた。2018/19ヨーロッパリーグではゴールマウスを任されている。

GK:チプリアン・タタルシャヌ(ルーマニア)
生年月日:1986年2月9日
加入年:2020年夏
移籍金:100万ユーロ(約1.4億円)
通算成績:7試合13失点

 2020年夏にリヨンから獲得。1年目はドンナルンマの、2年目はメニャンの控えを務めた。2021/22シーズンはメニャン負傷時に継続して試合に出て役目を果たす。

GK:アスミル・ベゴビッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
生年月日:1987年6月20日
加入年:2020年冬
移籍金:レンタル
通算成績:2試合3失点

 控えGKとして2020年1月にボーンマスからレンタル。リーグ戦2試合でゴールを守ったが、白星なしに終わった。シーズン終了をもってレンタル終了となっている。

GK:アントニオ・ミランテ(イタリア)
生年月日:1983年7月8日
加入年:2021年10月
移籍金:フリー
通算成績:なし

 2021年10月の加入。メニャンの負傷によりGKを緊急補強する必要があり、ローマを退団してフリーだったミランテに声が掛かった。2番手のタタルシャヌにトラブルがなかったため、ピッチに立つ機会はなかった。

DF:マルコ・ラゼティッチ(セルビア)
生年月日:2004年1月22日
加入年:2022年冬
移籍金:400万ユーロ(約5.5億円)
通算成績:10試合0得点0アシスト

 2022年1月にレッドスターから獲得した若き才能。セリエAデビューはまだだが、イタリア杯に出場してトップデビューは済ませている。

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