主な控え
【写真:Getty Images】
ナタン・アケ(オランダ代表/背番号6)
生年月日:1995年2月18日
カルヴィン・フィリップス(イングランド代表/背番号4)
生年月日:1995年12月2日
イルカイ・ギュンドアン(ドイツ代表/背番号8)
生年月日:1990年10月24日
ジャック・グリーリッシュ(イングランド代表/背番号10)
生年月日:1995年9月10日
フリアン・アルバレス(アルゼンチン代表/背番号19)
生年月日:2000年1月31日
開幕時点ではアイメリク・ラポルテが負傷しており、その穴を埋めるのはナタン・アケになる可能性が高い。一昨季に素晴らしい復活を遂げたジョン・ストーンズは序列を下げており、アケが3番手としてシーズンを迎えそうだ。左SBでもプレーできるため、怪我さえなければ多くの試合に出場できるシーズンとなるだろう。
リーズ・ユナイテッドから加入したカルヴィン・フィリップスは、恐らく今夏に退団したフェルナンジーニョのような役割が求められるだろう。マルセロ・ビエルサが監督に就任したことでアンカーにポジションを移してブレイクしたが、それ以前はインサイドハーフやトップ下を主戦場としていた選手であり、一列前で起用されても問題はないだろう。
フィリップスがロドリと同時起用されるのはリードを守りきりたい時になるだろうが、逆に点が必要な時はイルカイ・ギュンドアンが起用されるだろう。昨季最終節アストン・ヴィラ戦のようにゴール前に飛び込む嗅覚は抜群で、今季も“ジョーカー”的な起用法が予想されている。
シティ2年目となるジャック・グリーリッシュにとっては今季が勝負の年になるだろう。昨季は得点とアシストの数字がついてこなかったが、プレーの精度そのものは高く、今季こそ数字で結果を残したい。自身の大外を駆け上がってくる選手がいた方が輝けるため、左利きの選手が左SBに定着すれば自身の追い風になるかもしれない。
フリアン・アルバレスはアーリング・ハーランドほど世界的に名前を知られているわけではないが、そのポテンシャルは彼に勝るとも劣らない。背格好や多彩な得点パターンはシティのレジェンドであり同郷のセルヒオ・アグエロを彷彿とさせ、ハーランドよりもシティの戦術にフィットする可能性が高いかもしれない。