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【写真:Getty Images】
リヤド・マフレズ(アルジェリア代表/背番号26)
生年月日:1991年2月21日
昨季終了時点では23年夏までの契約だったため、その去就にも注目が集まっていたが、7月に新たに25年夏までの新契約を締結したことで自らの移籍報道に終止符をうった。今季も引き続きマンチェスター・シティでプレーすることとなっている。
昨季はプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で大車輪の活躍を披露し、全公式戦でチーム得点王となる24ゴールを記録した。現時点ではスタメンが濃厚だが、新加入のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがリバプールとのコニュニティ・シールドでマフレズに代わって右WGで出場し、結果を残しているため昨季のようにポジションが確約されているわけではないだろう。
アーリング・ハーランド(ノルウェー代表/背番号9)
生年月日:2000年7月21日
セルヒオ・アグエロの出場機会が減って以降、マンチェスター・シティにはプレミアリーグで得点王争いを演じそうな“点取り屋”がいなかったが、それはドルトムントで88試合85ゴールを叩き出したアーリング・ハーランドの加入によって変わるかもしれない。
直近の数シーズンは得点面で誰かに依存するわけではなく、チーム全員で得点を奪いに行くスタイルだったが、ハーランドの加入によって彼に点をとらせるサッカーへと変貌するのかどうかにも注目だ。
フィル・フォーデン(イングランド代表/背番号47)
生年月日:2000年5月28日
ハーランドと同い年のもう一人の“怪物”がフィル・フォーデンだ。従来の左利きの選手はカットインの方が得意な傾向にあるが、フォーデンの場合は内にも外にもドリブルで突破できるため、右WGと左WGのどちらのポジションでも起用されている。
注目すべきはジャック・グリーリッシュとのポジション争いだろうか。昨季はグリーリッシュとフォーデンのどちらかがゼロトップの位置に入ることが多かったが、それはハーランドとアルバレスの加入によって今季は限りなく少なくなる可能性が高い。リバプールとのコミュニティ・シールドではグリーリッシュが先発でフォーデンが後半から同じ左WGのポジションに入っており、しばらくは両者のポジション争いが続くだろう。