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【写真:Getty Images】
カイル・ウォーカー(イングランド代表/背番号2)
生年月日:1990年5月28日
カイル・ウォーカーにとって昨季は怪我に悩まされたシーズンとなったが、怪我が癒えた今季は再び右SBのレギュラーとして起用されるだろう。昨季は年末年始、そしてシーズン最終盤のラスト1ヶ月は負傷離脱によってほとんどの試合を欠場。その結果、マンチェスター・シティ加入後ではワーストのプレミアリーグ20試合の出場に留まった。
相手陣内に押し込んでプレーする機会が多いシティでは、自分たちのディフェンスラインの背後にスペースが生まれることが多く、そうした際にウォーカーのスピードを活かしたカバーリング能力はチームに欠かせないものである。今季は11月にカタールワールドカップが開催されるため、コンディションを崩した昨季の二の舞は避けたいところだ。
ルベン・ディアス(ポルトガル代表/背番号3)
生年月日:1997年5月14日
マンチェスター・シティの守備の要であり、フェルナンジーニョに代わる新キャプテン候補だ。昨季はシーズン終盤に2度負傷離脱を余儀なくされたが、出場時のパフォーマンスは依然として高く、的確なコーチングで周りの選手を活かす能力にも長けている。
マンチェスター・シティのCB陣にはディアスのようにキャプテンシーを発揮できる選手が他におらず、彼に対する依存度がかなり高いのが現状だ。ハイレベルな試合になればなるほどディアスの存在は重要であり、シティが今季も多くのタイトル争いを演じるためには離脱期間を極力少なくすることが重要になるだろう。
アイメリク・ラポルテ(スペイン代表/背番号14)
生年月日:1994年5月27日
昨季終盤にマンチェスター・シティは、ディフェンス陣の大半が負傷離脱に悩まされたが、それでも大崩れしなかったのはアイメリク・ラポルテのお陰だろう。プレミアリーグで33試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で9試合とまさにフル稼働の活躍だった。
しかし、このフル稼働の裏にはラポルテが膝の負傷を負いながら強行出場をしていたという事実があった。そのためシーズン終了後に膝を手術し、オフシーズンはリハビリに取り組んでいる。ジョゼップ・グアルディオラ監督はチームのために試合に出場し続けたラポルテに大きな感謝を述べるとともに9月までの離脱を示唆。それでも復帰をすれば再びスタメンに名を連ねるだろう。
ジョアン・カンセロ(ポルトガル代表/背番号7)
生年月日:1994年5月27日
退団したラヒーム・スターリングに代わって今季から背番号7を背負う。シティ加入以降はメインポジションではない左SBを主戦場としているが、昨季はカイル・ウォーカーが長期離脱していた関係で本職の右SBでも多くの出場機会を得た。36試合に出場したプレミアリーグでは自己最多の7アシストを記録している。
今夏の移籍市場では左SBのオレクサンドル・ジンチェンコがアーセナルへと移籍し、その後釜の確保に至っていない現状を踏まえると今季も引き続き左SBでのプレーが主戦場になりそうだ。