DF
【写真:Getty Images】
冨安健洋(日本代表/背番号18)
生年月日:1998年11月5日
右サイドバックは今季も冨安健洋が務めるだろう。昨季のアーセナルは開幕3連敗と最悪のスタートを切ったが、冨安が初出場した第4節から8試合負けなしと挽回。同ポジションを不動のものとし、加入後すぐにチームに欠かせない存在となっていた。
21/22シーズン後半は怪我が相次ぎ、現在行われているプレシーズンも欠場が続いている。22/23シーズンに間に合うかは不透明なため、開幕戦はCBのベン・ホワイトかレンタルから復帰したエクトル・ベジェリンが右サイドバックを務める可能性が高い。しかし、冨安が復帰すれば、おそらく同ポジションでファーストチョイスとなるだろう。
ベン・ホワイト(イングランド代表/背番号4)
生年月日:1997年10月8日
昨季加入したベン・ホワイトは、CBで不動の地位を確立。冨安健洋が不在の際は右サイドバックを務めることもあったが、鋭い読みを活かしたカバーリングと高い対人能力で、アーセナルの守備の要となっていた。
冨安がプレシーズンを欠場しているため、チェルシー戦は右サイドバックで出場。先日行われたセビージャ戦では、3バックの右を務めていた。どちらのフォーメーションにしろ、同選手はアーセナルがトップ4を目指す上で絶対に欠かせない。
ガブリエル・マガリャンイス(ブラジル代表/背番号6)
生年月日:1997年12月19日
今季ベン・ホワイトの相方を務めるのは、昨季と同じくガブリエル・マガリャンイスを予想する。21/22シーズンは怪我により出遅れたが、第4節で復帰すると、そこからリーグ戦35試合全てにスタメン出場。守備に安定感をもたらすだけでなく、キャリアハイの5得点をマークする活躍をみせていた。
プレシーズンでは、ここまで全3試合に出場。チェルシー戦とセビージャ戦にはフル出場し、無失点での大勝に貢献している。今季は、昨季マルセイユへレンタル移籍していたウィリアム・サリバが復帰したが、今季も変わらずマガリャンイスがスタメン出場するはずだ。
オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ代表/背番号35)
生年月日:1996年12月15日
ジョゼップ・グアルディオラの秘蔵っ子、オレクサンドル・ジンチェンコがアーセナルへやってきた。同選手は、マンチェスター・シティで11個ものタイトル獲得に貢献したが、定位置確保には至らず。今夏に、3500万ユーロ(約42億円)で加入した。
ジンチェンコは、プレシーズンのチェルシー戦では左サイドバック、セビージャ戦では左ウィングバックで出場。ミケル・アルテタ監督とはマンCで共闘しているため、瞬時にチームへ適応できている。同ポジションには、キーラン・ティアニーがいるが、負傷がちな点が不安要素。そのため、シーズン通してスタメンを務めるのは、ジンチェンコとなる可能性が高い。