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21世紀に入ってから3度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇、10度のラ・リーガ優勝など、輝かしい成績を残してきたバルセロナ。ラ・マシアと呼ばれるカンテラは育成の名門としても有名で、リオネル・メッシやシャビ・エルナンデスをはじめ、これまでに数多くの逸材を輩出してきた。今回は、バルセロナ出身でベストイレブンを選出して紹介する。
GK
【写真:Getty Images】
ビクトル・バルデス(元スペイン代表)
生年月日:1982年1月14日
在籍期間:1996年7月~2014年7月
バルセロナ通算成績:536試合441失点(無失点239試合)
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ラ・マシア(バルセロナの下部組織)が生んだ最高の守護神としての呼び声が高いビクトル・バルデスは、長年に渡ってバルセロナのゴールを守ってきた。ルイス・ファン・ハール監督の下、2002年にトップ昇格を果たし、02/03シーズン後半から定位置を確保。2014年にクラブを離れるまでは、負傷などで欠場を余儀なくされる場合を除き、そのポジションを譲ることはなかった。
下部組織時代に培った高い足元の技術とパス精度を活かし、最後尾からビルドアップに参加。セービング能力も欧州トップレベルを誇り、ラ・リーガで1試合当たりの失点数が最も少ないGKに与えられるサモラ賞を5度受賞しており、アントニ・ラマレッツとヤン・オブラクに並ぶ最多受賞回数となっている。個人賞のみならず、3度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇、6度のラ・リーガ制覇、2度のFIFAクラブワールドカップ制覇など、チームのタイトル獲得にも幾度となく貢献してきた。バルセロナでの公式戦通算536試合出場はクラブ歴代8番目に多い記録となっており、GKとしては最多出場数となっている。