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【写真:Getty Images】
モハメド・サラー(エジプト代表/背番号11)
生年月日:1992年6月15日
昨季前半戦の活躍は間違いなく“世界最高の選手“だった。8月から10月にかけて10試合連続ゴールというクラブ新記録を樹立。その中でもマンチェスター・シティ戦、ワトフォード戦のゴールは相手DFがサラーのキレキレのドリブルに全くついていけない異次元のレベルのゴールだった。
しかし、1月のアフリカネイションズカップ、そして3月のカタールワールドカップ予選では、いずれも決勝でセネガルにPK戦の末に敗戦するショッキングな負け方が続き、この2つの大会以降にコンディションを落とした。それでもプレミアリーグ得点王とアシスト王に輝くなど、シーズンを通してみても素晴らしい活躍だったことは間違いない。
ダルウィン・ヌニェス(ウルグアイ代表/背番号27)
生年月日:1999年6月24日
今夏のリバプールの目玉補強だ。近年、補強に大金をあまり費やしていなかったリバプールが7500万ユーロ(約90億円)の移籍金を費やしたことが期待の現れであり、これまでユルゲン・クロップ政権ではあまり重宝してこなかった純正ストライカーの獲得はスタイル変更を意味するものなのかもしれない。
ヌニェスは昨季ポルトガルリーグで得点王となる26ゴール、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で6ゴールとゴール前での決定力が魅力の選手であり、退団したサディオ・マネやポジション争いをするであろうロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョタらにはない“高さ”という武器もある。プレシーズン開幕時は散々なパフォーマンスでサポーターから反感を食らうこともあったが、徐々にフィットしており、先日行われたマンチェスター・シティとのコニュニティー・シールドでは移籍後初ゴールを決めた。
ルイス・ディアス(コロンビア代表/背番号23)
生年月日:1997年1月13日
昨季後半戦のリバプールの好調は間違いなくルイス・ディアスの活躍のお陰である。かつてファビーニョやアンドリュー・ロバートソンでさえ、リバプールにフィットするには数ヶ月の時間を要したが、ディアスは驚異的なスピードでチームに馴染んだ。
既に何年もリバプールでプレーしているかのような活躍をみせており、退団したマネの穴を埋めるにはうってつけの人物だろう。ポルト時代から怪我が少ないことでも知られており、今季はワールドカップにも出場しないことからフル稼働での活躍が求められている。