9位
【写真:Getty Images】
アストン・ヴィラ
監督:スティーブン・ジェラード(2年目)
21/22リーグ戦成績:13勝6分19敗(14位)
昨季のアストン・ヴィラは出だしこそまずまずかに思えたが、第7節から第11節で5連敗。この結果を受けディーン・スミス監督は解任となった。後任にはスティーブン・ジェラードを招聘。また冬にはトップ10を目指しリュカ・ディーニュやフィリッペ・コウチーニョなど大型補強を敢行した。ただ、後半戦も思ったほど勝ち点は伸びていかず、最終的な順位は14位と物足りなかった。
しかし、今季は期待できそうだ。まずジェラード監督体制でスタートを切ることができるため、昨季よりも組織力の向上が見込める。そして何より、今夏の移籍市場における動きにより、スカッドがかなり厚くなった。ビッグクラブも狙ったブバカール・カマラをフリーで獲得しただけでなく、ラ・リーガ屈指の守備職人だったジエゴ・カルロスも獲得。またレンタルでルドヴィグ・アウグスティンソンも加えている。
そして、昨季ヴィラで印象的なプレーを披露していたコウチーニョも完全移籍に移行。小柄な攻撃的MFが最初から戦力としているのは非常にポジティブだろう。今のところドウグラス・ルイスやオリー・ワトキンスといった主力中の主力も抜けていないため、昨季からの大幅な順位アップを予想したい。うまくハマれば、欧州カップ出場権の獲得も可能になってくるはずだ。