イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース
2022/23シーズンのイングランド・プレミアリーグ開幕が近づいている。昨季もハイレベルな戦いが繰り広げられたが、果たして今季はどのような結末となるだろうか。今回は、22/23シーズンのプレミアリーグ最終順位を予想する(※情報は8月1日時点)。
10位
【写真:Getty Images】
ブライトン
監督:グレアム・ポッター(4年目)
21/22リーグ戦成績:12勝15分11敗(9位)
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2020/21シーズンは16位に沈んだブライトンだったが、昨季はクラブ史上最高の9位と躍進を果たした。総得点数は「42」と少なかったが、失点数はアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドよりも少ない「44」。引き分けの数がクリスタル・パレスと並びリーグ最多タイの「15」だったことからも分かる通り、非常に粘り強い戦いを披露し、着実に勝ち点を積み上げていた。
今回の移籍市場では2人のFWを獲得した。フリオ・エンシソとサイモン・アディングラだ。後者はユニオン・サン=ジロワーズにレンタルしたため今季は戦力とならないが、リベルタの神童とも称された18歳のエンシソは楽しみな存在である。また、今季からはサン=ジロワーズで得点を量産したデニス・ウンダフ、そして三笘薫もレンタル復帰し戦力となる。日本代表屈指のドリブラーは、すでに現地から「ブライトンに足りなかったものを持つ」と評価されている。彼らがブライトンの課題とも言える攻撃力を少しでも高められるか注目だ。
不安はやはり主力が抜けた影響をどれほど受けるかだろう。イヴ・ビスマはトッテナムに引き抜かれ、マルク・ククレジャはマンチェスター・シティへの移籍が噂されている。モハメド・カマラやブランドン・ウィリアムズなど、彼らの後釜となり得る人材の補強は今後進めるだろうが、どこまで穴を埋められるかは当然わからない。ただ、稀代の戦術家グレアム・ポッター監督は、その手腕でこれまで何度も難局を乗り越えてきた実績ある人物。昨季以上の成績は難しいかもしれないが、大幅なダウンもないと予想する。