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無駄遣いは? マンチェスター・シティの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。高評価の多さが成功の証。圧倒的な最低評価は?

text by 編集部 photo by Getty Images

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 チームを強くする手段の1つとして重要なのが「補強」である。その全ての補強が成功するに越したことはないのだが、チームの戦術にフィットする可能性が高いとされていた選手であっても失敗に終わるケースもある。今回はマンチェスター・シティが2017/18シーズンから2021/22シーズンにかけての5シーズンで獲得した全選手の補強成功度をA~Eの5段階評価で評価する。※成績は7月27日時点、『transfermarkt』を参考。


A評価(チームを変えた補強)


【写真:Getty Images】

DF:ルベン・ディアス(ポルトガル代表)
生年月日:1997年5月14日
加入年:2020年夏
移籍金:6800万ユーロ(約94億円)
通算成績:61試合3得点4アシスト


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 2020年夏にベンフィカから獲得したポルトガル代表CB。守備の立て直しが必要となっていた時期に来た救世主。リーダーシップも兼ね備えており、昨季はキャプテンマークを巻くこともあった。

DF:カイル・ウォーカー(イングランド代表)
生年月日:1990年5月28日
加入年:2017年夏
移籍金:5270万ユーロ(約73億円)
通算成績:138試合3得点14アシスト

 2017年夏に加入してから、ほぼ常に右サイドバックのポジションのレギュラーを務めている。攻撃だけでなく、守備も安定。攻撃的なシティにおいて、攻守のバランスに長けた非常に重要なピースになっている。

MF:ベルナルド・シウバ(ポルトガル代表)
生年月日:1994年8月10日
加入年:2017年夏
移籍金:5000万ユーロ(約69億円)
通算成績:166試合29得点30アシスト

 2017年夏にモナコから加入し、すぐに戦力として活躍。攻撃の様々なポジションを高いレベルでこなす。2018/19シーズンはクラブのシーズン最優秀選手にも選ばれた。常時レギュラーというわけではないものの、その貢献度は実に素晴らしい。

GK:エデルソン(ブラジル代表)
生年月日:1993年8月17日
加入年:2017年夏
移籍金:4000万ユーロ(約55億円)
通算成績:182試合131失点

 2017年夏にベンフィカから加入し、すぐに守護神の座を勝ち取った。ゴールを守る能力の高さだけでなく、足もとの技術やキック精度も超一流。グアルディオラ監督のサッカーに求められるGK像そのものだ。

MF:ロドリ(スペイン代表)
生年月日:1996年6月22日
加入年:2019年夏
移籍金:6270ユーロ(約87億円)
通算成績:102試合12得点6アシスト

 2019年夏にアトレティコ・マドリードから加入。すぐに定位置を獲得した。コンディションが整っていれば必ず起用されるボランチで、攻守をつなぐ要。ロドリの代わりがいないことが現在のシティの悩み。

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