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なぜか…ドイツ代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

ブンデスリーガで2度得点王に輝いた遅咲きのストライカー

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【写真:Getty Images】

FW:マルティン・マックス(元ハンザ・ロストック)
生年月日:1968年8月7日
ドイツ代表成績:1試合0得点0アシスト
ブンデスリーガ成績:396試合126得点46アシスト

 2度に渡ってブンデスリーガ得点王に輝いたマルティン・マックスもドイツ代表で活躍できなかった。プロデビューを飾ったボルシアMGではあまりインパクトを残せなかったが、95年夏に加入したシャルケでは2シーズン連続で2桁ゴールを記録するなど結果を残した。

 99年夏に加入した1860ミュンヘンでは、いきなり19ゴールを決めてブンデスリーガ得点王のタイトルを獲得。2001/02シーズンもブンデスリーガ得点王に輝いた。ハンザ・ロストックに移籍した2003/04シーズンは、35歳にして20ゴールを記録。キャリアハイの成績を置き土産に同シーズン限りで現役を引退した。

 ブンデスリーガで得点を量産していた02年4月に33歳でドイツ代表デビュー。しかし、同年夏に行われた日韓ワールドカップの代表メンバーからは漏れ、その後も代表とは縁がなかった。ちなみに息子のフィリップ・マックス(PSV)が20年11月にドイツ代表デビューを飾っている。親子2代に渡ってドイツ代表でプレーした数少ない家系の1つとなった。

【了】

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