サッカー日本代表、E-1パフォーマンス査定【WG】
【写真:Getty Images】
森島司(背番号8)
香港代表戦:出場なし
評価:なし
中国代表戦:81分 OUT
評価:C
本職ではない左サイドハーフで先発出場するも大苦戦。明らかにやりづらそうで、中国代表のタイトなディフェンスにも悪戦苦闘するなど、印象に残るプレーはほぼなかったと言っていい。今回の試合におけるワーストプレーヤーと評価せざるを得ないか。
韓国代表戦:78分 IN
評価:出場時間短くなし
アクシデントに見舞われた宮市亮に代わり78分から出場。韓国代表にボールを持たれる中、攻撃面で特別なプレーは披露できなかったが、守備ではしっかりと体を張った。
岩崎悠人(背番号10)
香港代表戦:64分 IN
評価:C
64分からピッチに立ち、嬉しい日本代表デビューを果たした。ただ、チームとしてテンションが落ちている展開の中、なかなか持ち味を発揮できず。41分には町野修斗の落としを受けシュートを放ったが、GK正面に飛ぶという結果に。次戦以降に期待といったところだ。
中国代表戦:出場なし
評価:なし
韓国代表戦:出場なし
評価:なし
相馬勇紀(背番号16)
香港代表戦:64分 OUT
評価:A
試合開始わずか2分で直接フリーキックを沈め、ゴールラッシュの口火を切った。そして22分には西村拓真の得点をお膳立てし、55分には山根視来からのクロスを技ありのヒールシュートで押し込んでいる。2ゴール1アシストは、当然ながら最高評価に値する成績だ。
中国代表戦:81分 IN
評価:出場時間短くなし
81分からの出場と時間は十分ではなかったが、それでも何度か突破を見せ、疲れていた相手に怖さを与えた。もう少し出番が早ければ、決定的な仕事を果たしていたかもしれない。
韓国代表戦:87分 OUT
評価:A
勝利の、そして優勝の立役者だ。前半から何度も縦への突破を図り相手DF陣を脅かすと、後半開始早々には難しいシュートを見事に沈め貴重な先制点をもたらした。さらに64分には精度の高いキックから佐々木翔の得点をお膳立てと猛アピール。A評価以外あり得ないだろう。
宮市亮(背番号17)
香港代表戦:64分 IN
評価:C
64分に相馬勇紀と交代し、約10年ぶりとなる日本代表のピッチに立った。しかし、スピードを生かして仕掛ける姿勢は見られたが、それが相手にとって脅威となることはなく、決定的なシーンを作り出せなかった。不完全燃焼に終わったと言わざるを得ない。
中国代表戦:69分 OUT
評価:B
日本代表の一員としては初となるスタメン出場を掴み取る。一列後ろの小池龍太とうまく連係し、何度かスピードを生かした突破を見せた。結局69分までのプレーで得点もアシストも残せなかったが、全体として停滞感が否めない中、崩しの可能性を示したのは一定の評価に値する。
韓国代表戦:59分 IN、78分 OUT
評価:C
水沼宏太との交代でピッチに入り、右サイドをさらに活性化することが求められたが、なかなか特徴を出せず。78分には相手DFとの接触から右ひざを痛めてしまい、無念の負傷交代となった。苦労の末ようやく復活を果たしただけに、重症でないことを祈るばかりだ。
水沼宏太(背番号18)
香港代表戦:64分 OUT
評価:B
右サイドハーフでA代表デビュー。味方をうまく生かし、鋭いクロスも積極的に入れるなど持ち味は出せており、大きな声でチームを引き締める姿も印象的だった。しかし、2度あった決定機を仕留め切れなかったのはマイナスポイント。とくに33分のGKとの1対1は決めるべきだった。
中国代表戦:出場なし
評価:なし
韓国代表戦:59分 OUT
評価:B
右サイドから積極的にクロスを上げるなど持ち味を発揮。34分には惜しいシュートを放ち、小池龍太とも良いコンビネーションを見せていた。しかし、肝心なゴールやアシストという結果は残せず。チームとして流れに乗り始めていた59分に交代となってしまったのは残念だった。
満田誠(背番号21)
香港代表戦:出場なし
評価:なし
中国代表戦:69分 IN
評価:B
Jリーグでノリに乗る大卒ルーキーがついに日本代表デビュー。出場時間の問題もあってボールに触れる機会はそれほど多くなかったが、強烈なプレスで相手に襲い掛かり、果敢に裏抜けも狙うなど、プレーに躍動感があり、流れを変えようとする意識の高さもうかがえた。
韓国代表戦:87分 IN
評価:出場時間短くなし
アディショナルタイム含めプレー時間は6分ほど。アピールするには少なすぎた。