サッカー日本代表、E-1パフォーマンス査定【MF】
【写真:Getty Images】
岩田智輝(背番号6)
香港代表戦:フル出場
評価:B
横浜F・マリノスのチームメイトである藤田譲瑠チマとダブルボランチを形成。格下相手ではあったが対人戦の強さを発揮しており、とくに後半は積極的に高い位置を取って惜しいシュートも放った。しかし、ところどころパスのズレが見られたのは反省点だ。
中国代表戦:出場なし
評価:なし
韓国代表戦:フル出場
評価:B
対人守備の強さはさすがで、セカンドボールへの反応も素早かった。また、隙を突いた前線への飛び出しも目立っており、決して悪くはなかった。ただ、56分の決定機を枠外に飛ばしたり、細かなパスミスがあったりと、技術面に物足りなさを残したのは事実。B評価が妥当だろう。
野津田岳人(背番号7)
香港代表戦:出場なし
評価:なし
中国代表戦:フル出場
評価:C
苦労の末、ついに念願の日本代表デビューを掴み取った。しかし、その内容は微妙なものに。豊富な運動量を駆使し守備で粘り強く戦い、ビルドアップもサポートしていたが、攻撃を活性化させるようなプレーはあまり目立たず。もっとアグレッシブになっても良かったか。
韓国代表戦:出場なし
評価:なし
橋本拳人(背番号15)
香港代表戦:出場なし
評価:なし
中国代表戦:フル出場
評価:C
久しぶりの日本代表戦でアピールならず。序盤は果敢にペナルティーエリア内に侵入してチャンスに絡み、セカンドボールも回収するなど迫力があったが、その後は静かに。中盤でボールを持ってもなかなか縦パスを差し込めず、無難な横パスが散見された。
韓国代表戦:87分 IN
評価:出場時間短くなし
87分からの出場だったため、出来ることは限られた。
藤田譲瑠チマ(背番号26)
香港代表戦:フル出場
評価:B
A代表デビュー戦でフル出場を達成。終始落ち着いてプレーしており、タックル成功率100%、チーム1位タイとなるこぼれ球奪取数7回を記録するなど、随所で効果的な働きを見せていた。ただ、欲を言えばもう少し勝負パスを増やしたかったところ。十分に合格点には達しているが、期待も込めて今回はB評価としたい。
中国代表戦:出場なし
評価:なし
韓国代表戦:87分 OUT
評価:A
前半は攻守において存在感なし。寄せが甘く、ポジショニングも微妙で、効果的なパスも少なかった。しかし後半は一転して躍動。開始早々に相馬勇紀の得点をアシストすると、その後も敵陣でよくボールに絡んだ。そして72分にはダメ押しとなる3点目に関与。森保一監督へのアピールは十分だ。