サッカー日本代表、E-1パフォーマンス査定【FW&トップ下】
EAFF E-1サッカー選手権でサッカー日本代表は2勝1分という結果で、4大会ぶり2度目の優勝を果たした。この3試合で日本代表としてプレーした各選手のパフォーマンスはどうだったのか。全選手の試合ごとのパフォーマンスをA~Cの3段階で評価する。
【写真:Getty Images】
西村拓真(背番号9)
香港代表戦:64分 OUT
評価:A
アグレッシブな姿勢を貫き非凡な存在感を発揮。22分には相手DFに囲まれながらも狭いコースを射抜いてゴールネットを揺らし、40分には迷いなく逆足でのミドルシュートを選択して得点をゲットと十分な結果を残した。また猛烈なプレッシャーをかけるなど守備での貢献も良かった。
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中国代表戦:81分 IN
評価:出場時間短くなし
81分から出場し流れを変えることが求められたが、やはり時間が十分ではなく、ほぼ何もできず。
韓国代表戦:78分 OUT
評価:B
前半は完全に沈黙。シュートはおろか、ボールにすらなかなか触れることができなかった。しかし後半は立ち上がりに惜しいシュートを放つなど、前半とは変わった姿を披露。72分にはボックス内に侵入した小池龍太へ見事なパスを出し、町野修斗による3点目のキッカケを作った。
町野修斗(背番号11)
香港代表戦:フル出場
評価:A
20分に山根視来からのクロスを頭で合わせ日本代表初ゴール。そして57分には水沼宏太のクロスのこぼれ球を冷静に押し込み、2ゴール目を奪った。格下相手とはいえ、185cmの長身を生かしたポストプレーも光るなど、上々の代表デビュー戦になったと言えるだろう。
中国代表戦:62分 IN
評価:C
細谷真大に代わり62分から登場。185cmの体格を生かして何度かボールを収め、シュートシーンも作るなど引いた相手に対し奮闘していたが、停滞していた流れを大きく変えるには至らず。2ゴールをマークした香港代表戦のような活躍とはならなかった。
韓国代表戦:フル出場
評価:A
試合開始早々に強烈なミドルシュートを放ちGKチョ・ヒョヌを急襲。その後はやや消える時間が多かったが、チームとしても勢いが出てきた後半はうまくボールを収め、周りを生かすプレーが目立っていた。そして72分には勝負を決定づける3点目を奪取。香港代表戦に続き、先発起用に応えた。
脇坂泰斗(背番号14)
香港代表戦:64分 IN
評価:C
64分からピッチに入り、それまで西村拓真が務めていたトップ下に入った。随所で川崎フロンターレで培った技術力の高さが見られたが、味方との連係という部分で物足りなさを残しており、攻撃のリズムを生み出すには至らず。次戦以降に期待したいところだ。
中国代表戦:81分 OUT
評価:B
前半は川崎フロンターレで培った技術力を武器に可能性のあるプレーを連発。積極的にシュートを放つなど気合いが入っていた。しかし、後半に入りペースダウンしたのは残念。引いた相手に対し下がった位置でパスを捌くことが多く、ミスも見られるようになっていた。
韓国代表戦:78分 IN
評価:出場時間短くなし
3点目を奪い、少し勢いが落ち着いた中での出番だったため、攻撃面で存在感を発揮するのは難しかった。
細谷真大(背番号20)
香港代表戦:出場なし
評価:なし
中国代表戦:62分 OUT
評価:C
記念すべきA代表デビュー戦は苦い結果に。前半は周りとの連係がなかなか噛み合わず完全に沈黙。後半は持ち味を発揮したが、53分には最大のビッグチャンスを逃がすなど、ストライカーとしての仕事を果たせず。不完全燃焼のまま62分にベンチへと退いた。
韓国代表戦:出場なし
評価:なし