D評価(やや期待外れに終った補強)
【写真:Getty Images】
MF:ダニ・セバージョス(スペイン代表)
生年月日:1996年8月7日
加入年:2017年夏
移籍金:1650万ユーロ(約19.8億円)
通算成績:74試合5得点3アシスト
17年夏に開催されたU-21欧州選手権で大会最優秀選手を獲得したことで注目を集め、同年夏にマドリーに加入した。しかし、ルカ・モドリッチとトニ・クロースの存在もあって出場機会を得ることに苦戦し、2019/20シーズンからは2年連続でアーセナルへとローン移籍している。マドリーの選手となってから5シーズンを終えた時点で74試合の出場や活躍度合いは、加入当時の期待を考えると物足りない。
GK:アンドリー・ルニン(ウクライナ代表)
生年月日:1999年2月11日
加入年:2018年夏
移籍金:850万ユーロ(約10.2億円)
通算成績:5試合6失点
17歳でドニプロの正GKを務めた逸材は今年の2月に23歳となった。しかし、18年夏のマドリー加入以降、3度ローン移籍するなど現時点で戦力になれているとは言い難い。昨季は2番手GKとして帯同したが、今季は出場機会を求めて4度目のローン移籍が濃厚だ。
DF:アルバロ・オドリオソラ(元スペイン代表)
生年月日:1995年12月14日
加入年:2018年夏
移籍金:3200万ユーロ(約38.4億円)
通算成績:43試合3得点10アシスト
レアル・ソシエダ時代の輝きを未だにマドリーで発揮できずにいる。ダニエル・カルバハルが怪我をしたタイミングで出場機会を得るも、その直後に自身も負傷離脱。そして出場機会を求めてローン移籍したバイエルンでわずか5試合の出場に留まるなど実力以前に運やタイミングの悪さが目立つ。今季はマドリーのトップチームでプレーすることが濃厚で、サポーターに復活を証明することができるだろうか。