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無駄遣いは? レアル・マドリードの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。成功と失敗が明暗分かれる…。出場ゼロの久保建英の評価は?

シリーズ:過去5年の補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

B評価(成功した補強)


【写真:Getty Images】


DF:フェルラン・メンディ(フランス代表)
生年月日:1995年6月8日
加入年:2019年夏
移籍金:4800万ユーロ(約57.6億円)
通算成績:105試合5得点9アシスト

 2010年代からマドリーの左SBを務めていたマルセロからついにポジションを奪ったのがフェルラン・メンディだ。加入初年度の2019/20シーズンからレギュラーに定着し、持ち前の身体能力を活かした攻撃参加で左サイドに新たな風を吹かせている。出場さえすれば結果を残すのだが、懸念されるのは負傷離脱の多さであり、2021/22シーズンはいずれも短期間の離脱だったが5度も戦列を離れている。

DF:ダビド・アラバ(オーストリア代表)
生年月日:1992年6月24日
加入年:2021年夏
移籍金:フリー
通算成績:46試合3得点4アシスト

 セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランと入れ替わる形でマドリーに加入したダビド・アラバは、エデル・ミリトンとともに彼らが抜けた穴を完璧に埋めている。昨季はシーズン終盤こそ内転筋の負傷で離脱をしたが、エル・クラシコでのゴールや三冠(ラ・リーガ、CL、スーペルコパ)など充実したシーズンを送った。

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