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大逆転はある!? サッカー日本代表、歴代W杯メンバー滑り込み選出5人。ギリギリで大舞台に臨んだ男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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EAFF E-1サッカー選手権2022に臨んだサッカー日本代表は、3戦2勝1分の成績で優勝。藤田譲瑠チマ、町野修斗、相馬勇紀らが逆転でのカタールワールドカップメンバー入りに向けての可能性を示した。では、過去にギリギリでW杯出場を掴んだのは誰なのか。今回は、W杯メンバーに滑り込んだ5人の選手を紹介する。


FW:大久保嘉人(ブラジルW杯)


【写真:Getty Images】

生年月日:1982年6月9日
ブラジルW杯成績:3試合0得点0アシスト


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 2010年の南アフリカワールドカップに出場し、主力としてベスト16入りに貢献した大久保嘉人だったが、同大会後に発足したザックジャパンにはほぼ無縁。事実、ブラジルW杯メンバー発表前にアルベルト・ザッケローニ監督の下でプレーしたのは、2012年の親善試合、アイスランド代表戦の1試合のみだった。

 しかし、2013シーズンに川崎フロンターレで26得点を記録しJ1得点王に輝き、2014シーズンも開幕から好調を維持していたことなどがあり、それまでザックジャパンでの出場が1試合だったにもかかわらず、ブラジルW杯という大舞台に臨む23人のメンバーに滑り込んだ。この「サプライズ選出」は、当然ながら当時大きな話題となっていた。

 その大久保はW杯前のテストマッチで好調だったこともあり、本大会ではグループリーグ2試合でフル出場を果たした。しかし、得点やアシストといった結果を残すことができず、チームも3戦未勝利となってグループリーグ敗退。ジョーカーとしてならまだしも、主力として溶け込むには、あまりにも呼ばれるのが遅すぎたのかもしれない。

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