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サッカー日本代表、W杯行き急浮上の5人。E-1サッカー選手権2022でアピールに成功した男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

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サッカー日本代表はEAFF E-1サッカー選手権2022で優勝という成績を収めた。これまでの日本代表であまりプレーする機会のなかった選手が数多く選出された今大会で、今冬に開催されるカタールワールドカップ出場への希望を繋いだ選手はいたのか。今大会での活躍をもとに5人をピックアップした。


MF:相馬勇紀(名古屋グランパス)


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月25日(25歳)
2022リーグ戦成績:21試合1得点1アシスト
E-1成績:3試合3得点2アシスト


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 今大会のメンバーの中で、最もW杯行きの可能性を高めたのは相馬勇紀だろう。約2年7ヵ月ぶりに日本代表に復帰した同選手は、全3試合で3得点2アシストをマーク。日本の4大会ぶり2度目の優勝の立役者となった。

 相馬の活躍はまさに圧巻だった。初戦の香港代表戦では、2得点1アシストの活躍で6-0の大勝に貢献。途中出場した中国代表戦は結果こそ残すことが出来なかったが、わずかなプレー時間で何度もチャンスを演出した。そして、優勝をかけた韓国代表戦では、49分に先制点を決めると、64分には見事なコーナーキックから2点目をアシスト。日本の攻撃を牽引し、優勝へ導いた。

 全3試合に左SHで出場した相馬は、緩急をつけた切れ味鋭いドリブルで相手DFを翻弄。ペナルティーエリア脇での1対1はほとんど止められることが無かった。さらに、キック精度が抜群。高精度のプレースキックは、日本の武器となっていた。森保一監督に初タイトルをもたらした同選手は、9月の親善試合で招集されれば、カタールW杯行きも見えてくるだろう。

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