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なぜか…韓国代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚くて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

名将の信頼を掴んだ左SB

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【写真:Getty Images】

DF:パク・チュホ(水原FC)
生年月日:1987年1月16日
韓国代表成績:44試合1ゴール5アシスト
ブンデスリーガ成績:51試合1得点3アシスト

 大学在学中に来日したパク・チュホは、08年に水戸ホーリーホックでプロキャリアをスタートさせた。翌年、Jリーグに「アジア枠」の制度が導入されたこともあり、鹿島アントラーズに移籍。同クラブ史上初の韓国人選手となった。しかし、鹿島では新井場徹の控えに回り、わずか1年でジュビロ磐田へと活躍の場を移している。

 11年夏から所属したバーゼルでは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)にも出場。マンチェスター・ユナイテッドやバイエルンなど強豪との試合で活躍し、13年夏にマインツに引き抜かれた。トーマス・トゥヘル監督(当時)の信頼を掴み、監督を追うように15年夏にドルトムントへと移籍した。現在は母国の水原FCでプレーしている。

 10年1月に韓国代表デビューを飾ったが、イ・ヨンピョやキム・ジンスといった強力なライバルがいたこともあり、左SBのレギュラーには定着することはできなかった。ワールドカップには14年、18年と2大会連続で出場しているが、1試合の途中出場に留まっている。準優勝を果たした15年のアジアカップでは全6試合に出場したが、本職ではないボランチでの起用だった。また、アジアカップの代表メンバーに選出されたのはこの15年大会のみである。

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