久保建英 最新ニュース
【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダで実戦デビュー飾った久保建英
レアル・ソシエダに加入した日本代表MF久保建英は、現地時間23日に行われたプレシーズンマッチのボルシア・メンヒェングラードバッハ(ボルシアMG)戦で新天地デビューを飾った。現地スペインメディアでは、デビュー戦のパフォーマンスは上々の評価を受けている。
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加入からまだ日の浅い久保はベンチスタートとなったが、後半開始からの交代出場でピッチに立つ。鋭いパスでチャンスを演出し、自らも78分にフリーでゴール前に抜け出す決定機を迎えるなど、積極的に攻撃に絡むプレーを見せていた。
得点やアシストなど具体的な結果で試合のヒーローとなることはできなかったが、「良い演出が際立っていた。ラ・レアルに何を提供できるか、及第点以上の意思表明」とスペイン紙『アス』は久保について評価。決定機でゴールを決められなかったことについても「彼の日ではなかったのだろう。本番(公式戦)に取っておいた方がいい」と好意的に評している。
『エル・デスマルケ』も同様に、「ポジティブな感覚だった。レアルサポーターに、“ここにすごい奴がいる”という非常に明確な印象を与えた」と久保を高評価。審判への抗議や、チャンスがあればシュートを放つ姿勢を見せるなど、闘争心を感じさせていたことにも言及している。
『ムンド・デポルティーボ』紙は「ドリブルがひとつ余計だった」と、決定機ですぐにシュートを打たずGKをかわそうとして失敗したプレーに苦言。だが「チームメートと積極的に絡んでいた」「良い時間を過ごした」と全体的にはポジティブな言葉でも評価している。
デビュー戦ではひとまず順調な第一歩を踏み出すことができたと言える久保。ここからさらにコンディションやチームメートとの連係を高め、シーズン開幕に備えていきたいところだ。
【了】