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中国代表監督は何者? サッカー日本代表と対戦、かつて現浦和レッズのアレクサンダー・ショルツとも共闘【E-1サッカー選手権2022】

text by 編集部

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【写真:Getty Images】



中国代表監督は何者?

サッカー日本代表は24日、EAFF E-1サッカー選手権決勝大会の第2戦で中国代表と対戦する。



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 今大会はセルビア人のアレクサンダル・ヤンコヴィッチ監督が暫定的に中国代表を率いている。

 中国代表はカタールワールドカップアジア最終予選で低迷していた昨年12月にリ・ティエ監督を解任。その後、リ・シャオペン新監督を招へいして巻き返しを図ったが、グループBで6ヶ国中5位となり予選敗退が決まった。

 今後の体制がどうなるか定まっていない中、E-1サッカー選手権にはU-23中国代表を中心としたメンバーで臨むことに。もともとU-23代表を率いていたヤンコヴィッチ監督がA代表の暫定監督という形で日本にやってきた。

 ベオグラード生まれのヤンコヴィッチ監督は、セルビアやアメリカ、フランスでキャリアを築いてきた元プロ選手だが、ひざの怪我の影響で28歳の時に現役を引退。選手としてはユーゴスラビアでもセルビアでも代表歴を持っていない。

 引退後は指導者に転身し、主にスラヴォリュブ・ムスリン監督のもとでアシスタントコーチを歴任。自らの古巣であるセルビアのツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター・ベオグラード)やブルガリアのレフスキ・ソフィア、ウクライナのメタルルグ・ドネツク、ロシアのロコモティフ・モスクワなどでアシスタントコーチとしての経験を積んだ。

 その後、ツルヴェナ・ズヴェズダやU-21セルビア代表などを率い、2014年から2018年にかけてベルギー1部リーグで監督に。名門スタンダール・リエージュやメヘレンを率い、2018年9月に中国へ渡る。

 中国ではU-19からU-20、U-22、U-23と各年代別代表を指導し、今回初めてA代表の指揮を執ることになった。とはいえ実質的なU-23代表で、ヤンコヴィッチ監督の指導を受けてきた選手たちが多い。

 スタンダール・リエージュ時代には、元浦和レッズのアレクサンダー・ショルツとともに仕事をしていたことも。欧州で豊富な経験を積み上げてきた50歳のセルビア人指揮官は、日本代表相手にどんな戦いを見せてくれるだろうか。

【了】

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