RWG:岩崎悠人(サガン鳥栖)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月11日
日本代表通算成績:1試合0得点
今季レンタルで加入したサガン鳥栖で、左ウィングバックとして新境地を開拓した岩崎悠人は、怪我により不参加となった武藤嘉紀に代わり日本代表に追加招集。19日に行われた香港代表戦に右ウィングで途中出場し、代表デビューを飾った。
FWやWG、サイドハーフなど様々なポジションでプレー可能な岩崎は、スピードを活かした推進力抜群のドリブルで果敢にゴールに迫る。また、Jリーグ第18節のFC東京戦で魅せたような強烈なシュートも、この男の武器だ。鳥栖では左サイドを主戦場としているが、香港代表戦では水沼宏太に代わり右WGで途中出場した。そのため、中国代表戦では同ポジションでの先発出場を予想する。
LWG:宮市亮(横浜F・マリノス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年12月14日
日本代表通算成績:3試合0得点
日本が誇るスピードスター、宮市亮は2012年に日本代表に初招集。わずか19歳で代表デビューを果たした。しかし、その後は怪我に苦しむ日々。欧州では苦悩したが、2021年に横浜F・マリノスに加入すると完全復活を果たし、約10年ぶりに日本代表に復帰した。
宮市のスピードは凄まじく、相手DFの後方からスタートしてもいとも簡単に抜き去る。以前はスピードをフルに生かした果敢なドリブラーというイメージだったが、現在はプレースタイルが変貌。正確なクロスでのチャンスメイクや切り込んでのシュートなど、プレーの幅がかなり広がっている。途中出場した香港代表戦では結果を残すことが出来なかったが、中国戦では代表初ゴールを期待したい。
CF:細谷真大(柏レイソル)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年9月7日
日本代表通算成績:0試合0得点
U-21日本代表のエース、細谷真大がA代表に初招集された。今季から柏レイソルのエースとして台頭した同選手は、ここまでリーグ戦21試合に出場。チームトップタイの6得点をマークしている。6月に行われたAFC U23アジアカップ・ウズベキスタン2022では攻撃を牽引し、3位という成績に大きく貢献した。
細谷は、ドリブル突破や正確なポストプレー、さらに高い決定力など、FWに必要な全ての能力を兼ね備える万能型ストライカーだ。キープ力も高く、ペナルティーエリア内で様々なプレーができるこの男は、ゴール前で最大の脅威となる。実力はJリーグ内でも屈指。香港代表戦にフル出場した町野修斗に代わり、中国代表戦では細谷が先発出場するだろう。