RSB:小池龍太(横浜F・マリノス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年8月29日
日本代表通算成績:0試合0得点
香港代表戦では左サイドバックでの先発を予想したが、同ポジションでは杉岡大暉が出場。小池龍太には出番が回ってこなかったため、中国代表戦では主戦場の右サイドバックでの先発出場を予想する。
小池の攻撃力は、香港戦に先発出場した山根視来に引けを取らない。驚異的なスピードで相手DFを置き去りにし、鋭いクロスやシュートで相手ゴールに迫る。豊富な運動量も持ち合わせ、瞬時に守備に戻れるこの男は、圧倒的な走力でサイドを制圧する。中国代表戦に出場すれば日本代表デビューとなるが、アピールできるだろうか。
CB:中谷進之介(名古屋グランパス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年3月24日
日本代表通算成績:3試合0得点
Jリーグ屈指のDF、中谷進之介は香港代表戦に途中出場。後半頭からキャプテンを務めた谷口彰悟に代わり、無失点での勝利に貢献した。45分間のプレーに終わったため、中国代表戦ではおそらく先発出場するだろう。
中谷は地上戦と空中戦の両方で強さをみせるが、特筆すべきは鋭い読みを活かしたディフェンスだ。視野が広く、危機察知能力が高い同選手は、相手FWへの縦パスをことごとくインターセプトする。さらに、足元の技術が高いため、奪ってから瞬時に前線へパスを配球できる。中国代表戦でも、香港代表戦のような安定したパフォーマンスを期待したい。
CB:荒木隼人(サンフレッチェ広島)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月7日
日本代表通算成績:0試合0得点
2019年に日本代表に初選出された荒木隼人が、約2年8ヵ月ぶりに日本代表に復帰した。3バック中央を務め、サンフレッチェ広島を支えている同選手は、17日に行われたリーグ戦第22節にフル出場。香港代表戦を中1日で迎えたため、同試合ではベンチを温めた。
身長186cmの恵まれた体格を持つ荒木は、Jリーグ屈指の守備能力を持つが、特に空中戦で強さをみせる。打点が高く、競り合いに負けない体幹の強さを誇る。さらに、高い危機察知能力と高精度のキックも兼ね備えるハイクオリティーのDFだ。24日に行われる中国戦は、フル出場したリーグ戦から中6日と休養は十分。万全の状態で臨む荒木の活躍に期待したい。
LSB:佐々木翔(サンフレッチェ広島)
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年10月2日
日本代表通算成績:13試合1得点
中国代表戦で左サイドバックを務めるのは、佐々木翔を予想する。サンフレッチェ広島では3バックの一角を務めているが、森保一監督の下では、度々左サイドバックで出場。日本代表では、13試合中10試合を同ポジションでプレーしている。
対人守備で強さをみせる佐々木は、的確なポジショニングと鋭い寄せで相手からボールを刈り取る。また、高精度のキックもこの男の武器だ。視野が広く、後方から相手選手間を抜く鋭い縦パスを繰り出す。左サイドバックでの出場となれば、同ポジションでのプレーは2021年9月に行われたアジア最終予選の中国代表戦以来、約10ヵ月ぶりとなるが、果たして。