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【写真:Getty Images】
エムバペのゴールなどでPSGが浦和に快勝
パリ・サンジェルマン・ジャパンツアー2022第2戦、パリ・サンジェルマン(PSG)対浦和レッズが23日に行われ、3-0でPSGが勝利を収めた。
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川崎フロンターレに2-1で勝利した19日の試合から中3日で浦和戦に臨んだPSGは、キリアン・エムバペを除く10人を変更している。
浦和のキックオフで始まった前半、最初に会場を沸かせたのはやはりエムバペだった。酒井宏樹とのマッチアップから仕掛けたが、シュートには持ち込めなかった。直後に浦和はビッグチャンスを迎えるも、松尾佑介は決めることができず。
スコアが動いたのは16分。浦和のロングパスを左CBのアブドゥ・ディアロが高い位置で跳ね返す。これをエムバペが拾い、マウロ・イカルディがダイレクトで落とすと、パブロ・サラビアがダイレクトで右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
浦和は立ち上がりから高い位置でプレスをかけて何度かボールを奪うことに成功したが、徐々にPSGに押し込まれていく。35分にはフアン・ベルナトからハーフスペースでパスを受けたエムバペが前を向き、タッチライン際の狭いスペースを抜いていく。角度のない位置から右足を振り抜き、GK西川周作の頭上を突き刺す豪快なシュートを決め、PSGはスコアを2-0としている。
41分には関根貴大のクロスに小泉佳穂がボレー、44分には関根のスルーパスに松尾が抜け出すが、いずれもシュートはGKケイラー・ナバスの守備範囲。浦和は無得点で前半を終えた。
後半開始から出場し、この日が実践デビューとなった新加入のFWブライアン・リンセンは、53分に太ももを痛めてピッチを後にした。58分にはケイラー・ナバス、マウロ・イカルディ、エムバペが下がり、リオネル・メッシ、ネイマール、セルヒオ・リコがピッチに立った。
76分、途中出場のヌーノ・メンデスがグラウンダーのクロスをGKの前に入れると、そこに走り込んだアルノー・カリムエンドが押し込み、PSGはリードを3点に広げる。
89分にはドリブルで切れ込んだネイマールからメッシへパスが渡り、左足でゴールを狙ったが、惜しくも枠外へ。スコアはそのまま動かず、タイムアップ。PSGが3-0で勝利した一戦には、61,175人の観衆がつめかけた。
【了】