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無駄遣いは? マンチェスター・ユナイテッドの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。近年の低迷ぶりを象徴する2人の選手とは…

シリーズ:過去5年の補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

E評価(完全に期待外れに終った補強)


【写真:Getty Images】


FW:アレクシス・サンチェス(チリ代表)
生年月日:1988年12月19日
加入年:2018年冬
移籍金:ヘンリク・ムヒタリアンとのトレード
通算成績:45試合5得点9アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドの長い歴史において“最悪の補強”と評されるのがアレクシス・サンチェス獲得だ。週給55万ユーロ(約6600万円)を受け取りながらもアーセナル時代の輝きは最後まで見せることができず、ローン移籍の期間を経て20年夏にフリーでインテルへと移籍した。

MF:ドニー・ファン・デ・ベーク(オランダ代表)
生年月日:1997年4月18日
加入年:2020年夏
移籍金:3900万ユーロ(約46.8億円)
通算成績:50試合2得点2アシスト

 近年のマンチェスター・ユナイテッドの補強戦略のずさんさを象徴するのが20年夏のドニー・ファン・デ・ベークの獲得だ。未だに何のために補強したのかがわからず、獲得時の指揮官であるオーレ・グンナー・スールシャールはプレミアリーグで4度しか先発起用しなかった。その結果それまで常連だったオランダ代表からは1年以上招集外となる始末。アヤックス時代の恩師であるエリック・テン・ハグの監督就任が好転すれば良いのだが…。

【了】

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