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日本代表 2年前

カタールW杯の切り札!? サッカー日本代表の秘密兵器候補5人。欧州に羽ばたいたドリブラー、世界的名手からFKを決めたレフティーとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:家長昭博(川崎フロンターレ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年6月13日
日本代表通算成績:3試合0得点
2022リーグ戦成績:20試合5得点1アシスト

 5人目に選出したのは日本屈指のレフティー、家長昭博だ。18歳の頃にガンバ大阪でトップチームデビューすると、2011年1月にはマジョルカに移籍を果たした。ラ・リーガでは結果を残すことが出来なかったが、2014年に大宮アルディージャへ加入すると、Jリーグで復活。2017年には川崎フロンターレに移籍し、攻撃を牽引する活躍で4度のリーグ優勝に導いている。

 ”和製メッシ”と呼ばれた家長は、今年で36歳を迎えたが、まだまだ日本トップレベルを維持している。スピードは全盛期に比べて衰えているが、卓越したテクニックは健在だ。狭い局面でも相手を華麗に抜き去り、チャンスを演出する。キープ力も高いため、サイドで時間を作り、攻撃の起点となるプレーも見事だ。

 家長の実力は日本でも屈指だが、これまで日本代表では3試合しか出場していない。カタールW杯に臨む日本代表メンバーに選出されれば、長年隠してきた秘密兵器となり得る。右サイドには伊東純也や堂安律がいるため、スタメンでの出場は難しいと思うが、途中出場からでも十分に結果を残せるだろう。

【了】

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