MF:久保建英
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
21/22リーグ戦成績:28試合1得点1アシスト(マジョルカ)
カタールW杯・アジア最終予選成績:4試合0得点0アシスト
バルセロナのカンテラ(下部組織)時代から注目を集めた久保建英は、2019年5月に21世紀生まれの選手として初めて日本代表に選出。同年6月に行われたキリンチャレンジカップのエルサルバドル代表戦で市川大祐に次ぐ史上2番目の若さでデビューを飾った。それ以降、森保ジャパンの常連となっていて、ここまで18試合に出場している。
しかし、序列は決して高くない。日本代表のベースフォーメーションである4-3-3では右ウィングが主戦場となるが、そこには伊東純也が絶対的存在として君臨。2番手は、現状だと堂安律になっている。先月の4連戦ではインサイドハーフで出場し得点もマークしたが、やはり対人戦の弱さは気になるところで、とくにワールドカップという大舞台では計算が難しいという印象を受けた。
また、日本代表はおろか、近年は所属クラブでもあまり結果を残せていないのが痛いところ。W杯メンバー入りに向けた“説得力”という意味では、まだまだ物足りない。新シーズンからはレアル・ソシエダでプレーすることが決まったが、同クラブでも苦戦を強いられるようだと、カタール行きの飛行機に乗ることは難しくなるかもしれない。