サッカー日本代表 最新ニュース
【写真:Getty Images】
32歳で日本代表デビュー
サッカー日本代表は19日、EAFF E-1サッカー選手権で香港代表と対戦する。試合に先立って先発メンバーが発表され、初招集の水沼宏太が先発メンバーに名を連ねた。
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プロ16年目の水沼は32歳で記念すべき初出場を果たすことになる。元日本代表の水沼貴史氏を父に持つ水沼は、父が活躍した横浜F・マリノスのアカデミーで育った。2007年にトップチームデビュー、翌年に昇格したが、4年間でリーグ戦出場はわずか29試合。栃木SCへの期限付き移籍を経て、2012年にサガン鳥栖に完全移籍。2016年はFC東京、17年から3シーズンはセレッソ大阪でプレーした。
Jリーグ屈指のサイドアタッカーとなった水沼は、2020年にマリノスに復帰した。昨シーズンはJ1リーグ300試合出場を達成。2年連続でチーム最多アシストを記録し、アンジェ・ポステコグルー前監督、ケヴィン・マスカット監督から全幅の信頼を得ることとなった。
右サイドを主戦場とする右サイドアタッカーで、正確なクロスが最大の武器だ。マリノスでは狭い局面を打開できるテクニックを見せており、サイドを上下動し続ける運動力もチームを助けている。
日本代表には伊東純也という絶対的な存在が右サイドにいるが、ワールドカップまでには何が起きるかわからない。32歳にして自己最高クラスのパフォーマンスを見せ続ける水沼は、東アジアの頂点を決める舞台でどのような活躍を見せるのだろうか。
【了】